特別講義

成功する人とそうでない人の3つの違い

 

【第二章】

学習方法の選択

〜2.セミナーで学習する

続いて2つ目の学習方法ですが、
ここでいうセミナーとは

オフラインで開催されるものや、
もしくはウェブ上で配信される

ウェビナーと呼ばれるものを指します

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

このようなセミナー形式は
いわゆる学校や予備校の授業の形式と

ほぼ同じですよね

そうですね

 

確かに日本人にとっては

このような「座学」形式が
最も慣れた学び方であるのは間違いありません

 

ただし・・・

はっきり言ってしまえば、
このようなセミナーに参加して成果を出せるか?
稼げるようになるか?と言えば、
それはかなり難しいと言わざるをえません

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

教材だけでなく、

セミナーもダメな学び方なのでしょうか?

はい

同じようにイメージすると

わかりやすいかもしれませんが、

 

ある生徒は教習所の座学で

一つの講義も休むことなく出席し、

常に一番前の席に陣取って

講師の言葉を一言一句もらさず聞いていました

 

そうやって安全運転のルールをよく学び、
上手く運転するコツを頭の中に入れました

 

では、このどこからどう見ても

真面目な生徒は
ひたすら座学を受けるという

アプローチを続けることで
はたして上手に車を運転することが
できるようになるでしょうか?

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

・・・いや、

この人もそのやり方を続ける限り、
たぶん一生運転できるようには

ならないと思います

なぜそう思いますか?

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

やっぱり、座学で勉強することと
実際に運転することは別ものですし・・・

そうですね

 

教本を読み込む人と同様に、
座学で勉強していても

一向に実技レベルは上がりません

 

そのため、

そのようなアプローチを続けたところで
いつまで経っても運転できるようにはなりません

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

・・・

そして、このことは同じくビジネスの
「稼ぎ方」を学ぶ際も当てはまります

 

いくらセミナーに参加して

真面目に勉強を続けても
実際に稼げるようにはまずなりません

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

教材で学ぶことと同じで
セミナーも結局はあくまで先ほど話した
「知識レベル」を高めるだけで、

それを実践していくために必要な
「実技レベル」はいっこうに上がらない
という落とし穴があるということでしょうか?

そのとおりです

 

また、広く参加者を募集するセミナーも
なるべく多くの人に参加してもらって

売上を最大化しようとするので、

やはり全く異なる状況や

レベルにおかれている人たちを一括りにして
誰が参加しても一定の満足度が得られるように
その内容が作りこまれていきます

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

・・・

では、もうおわかりだと思いますが、
この前提を踏まえると

広く一般に参加者を募集するセミナーは
果たしていったいどんな内容に

なっていくと思いますか?

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

やっぱり多くの人が参加することを考えると、
ニッチ過ぎる話や個別具体的な話はできないので

 

教材同様に誰にでも当てはまる一般論や
抽象的な内容がその大部分を占める

 

のではないかと思います

そのとおりですね

 

つまり、セミナーというその構造上
参加者一人一人が抱える細かいニーズや状況に
合わせてカスタマイズされた内容には
絶対になりません

 

結果として、セミナーに参加した人が
その内容を実践しようとすれば、
自分専用にカスタマイズされた
個別具体的な行動に落とし込む必要があるわけですが・・・

 

問題はそれがとにかく難しいということです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

そうなのですね・・・

もしくは、セミナーで語られていない
イレギュラーな問題が発生し、
それを解決できずに先に進めなくなってしまう

 

結果、せっかくセミナーで方法論を学んでも
それを効果的な実践につなげていくことができない

 

最終的にはそれ自体を投げ出してしまうという
状態を避けては通れません

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

確かに、僕自身、

以前に同じような経験をしたことがあります

 

一時期セミナーに片っ端から

参加していた時期があったのですが、
結局その内容を実践したり、
自分のビジネスに活かすことができず、

 

そんなダメな自分に、

いつもものすごく残念な気持ちに
なっていたことを思い出しました

なるほど・・・

 

ただ、それはセミナーという
あくまで多くの人が参加することが前提で作られ、
一般論や抽象的な内容しか学べない

学習方法を選んでしまったからこそ
ハマってしまう構造上の落とし穴だということです

 

そもそも、そんな構造的に欠陥のある学習法を
選んでしまったのが原因であって、
決して実践できない人が悪いわけではない

 

ということも覚えておいてください

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

ありがとうございます

そう言ってもらえて安心しました

特に日本の場合は学校教育の影響で
1人の講師の話を30~40人で聴く
いわゆるセミナー形式で学ぶことが慣れているため、

 

大人になっても、どうしてもその形で
学ぼうとしてしまう傾向にあります

 

しかし、真面目に講義を聴いていれば高得点が取れた
学校の勉強と違いビジネスの場合は
いくら知識レベルを問う座学の試験で
高得点が取れるようになっても意味がありません

 

むしろ、車の運転と一緒で
実技のほうが重要なので、
日々己の実技レベルを高めていかなければ
いっこうに成果を上げることはできません

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど・・・

実技>知識

ということですね

そのとおりです

 

セミナーは良くも悪くもその瞬間は

「私は今勉強してる」

という気になってしまうため、
その後もついつい通い続けてしまう

 

という、やっかいな特徴があります

 

また、セミナーという場は
良い意味でも悪い意味でも
共通の悩みを抱える横のつながりができやすい

 

セミナー会場で出会った仲間と、
大学のサークル感覚で群れることが楽しくなってしまい、
セミナー後の懇親会や飲み会目当てで
セミナー通いをやめられなくなってしまう

 

そうやって一向に実践につながらず、
成果が出ないという人も多いのが現実です

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

・・・じ、実は僕も以前はその典型だったと思います

 

変な仲間意識だけ高まって、
意識の低い者どうしで群れてしまい
結局肝心な自分のレベルは

何一つ上がらなかった経験があります

気にする必要はありませんよ

 

先ほども言ったように、
セミナーはそもそも構造上の致命的な欠陥を抱え、
その内容を実践することがとにかく難しいもの

よっぽど高い能力を持つ人を除いて
それによって成果を出すことはほぼ不可能なのです

 

セミナーも教材同様に
そこにいくらお金を注ぎ込んでも
いっこうに稼げるようにはならない学び方
であるということを
ぜひ肝に銘じておいてください

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

わかりました!

 

次のページへ進む>>