特別講義

成功する人とそうでない人の3つの違い

 

【第一章】

参入する分野の選択

〜7.受託ビジネスへの参入〜

続いて7つ目の参入分野ですが、

 

・動画編集

・WEBライター

・WEBデザイナー

・WEB制作(サイト制作)

 

などの主に「制作」を請け負う

「受託ビジネス」への参入です

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

これらの受託ビジネスは

堅く稼げるイメージがあります

そうですね

 

確かに「再現性」はあると言えます

 

今は仕事を依頼したい企業と、

仕事を受注した個人をつなぐ

クラウドソーシングサイトも充実していますし、

 

動画編集やサイト制作等のスキルさえあれば

これらの案件を獲得しやすい

時代になってきています

 

ただし、

受託ビジネスには明確な

デメリットもあるので注意が必要です

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

え、デメリットとは一体何ですか?

まず1つ目が、

受託ビジネスは転売ビジネスや

ネットワークビジネスと同様に

「労働集約型のビジネス」だということです

 

つまり、

自分が労働しない限り

収入を得ることができないビジネスモデルと言えます

 

その代わり、

弁護士や医者のように、

「専門性の高いスキル」

を身につけることで、自分自身の

「時給単価」を上げよう

という発想なわけですね

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど・・・

 

一見、弁護士や医者のような

専門性の高いスキルを身につけることは

良いことのように思えるのですが、

どうなのでしょうか?

確かに、専門性の高いスキルを身につければ、

たとえばスーパーのレジ打ちのように

「誰でもできる仕事」ではなく、

「スキルがないとできない希少性の高い仕事」

を請け負えるので、もらえる報酬は高くなります

 

しかし、いくら専門性を上げても、

「労働収入」である以上、

稼げる金額には限界がある

ということを覚えておく必要があります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

もらえる給料や報酬に限界がある、ですか?

はい

 

血を吐くほどの努力をして

その地位に上り詰めたエリート会社員でも

稼げる年収はせいぜい2000万程度

 

一方、自分で事業を起こして経営者になれば、

収入はまさに青天井

 

中小零細企業の社長でも、

年収ベースで「億」を超える人というのは

決して珍しくありません

 

この差は努力の量や質とは一切関係なく、

会社員と経営者では

「収入の種類」が根本的に違うから

生まれるものだということです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

会社員と経営者では

「収入の種類」が根本的に違う?

 

一体どういうことでしょうか?

まず、会社員は自身の

「労働の対価」として収入を得ます

 

どんなエリート会社員や医者、弁護士でも

年収が2000万円程度で落ち着いてしまうのは、

自分一人が働くことで生み出せる

価値には限界があるからです

 

一方、これが「経営者」になれば、

自身の労働の対価ではなく、

作った「事業」から

収入(利益)を得ることになります

 

「事業」を作る際は

人を雇用したり、

システムを導入したり、

他の企業と提携したりすることで、

生み出せる価値に上限はなくなります

 

たとえば、

毎月100万円の利益をもたらす

従業員を20万円で雇用すれば、

差し引いた分の80万円が

自分の手元に残る利益になりますよね

 

そんな従業員を10人雇えば、

自分が一切働かなくても

毎月800万円の利益を生んでくれることになります

 

このように、経営者になって

「事業」を作れば、

自分一人で稼げる金額とは

比べものにならないくらいの

大きな収入を稼ぐことができるのです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど!

 

自分一人が働くよりも、

自分と同じパフォーマンスを発揮できる人を

何人も雇ったほうがはるかに

大きな価値を生めるから、

 

結果として大きな収入を

得ることができるということですね!

そのとおりです

 

実際に人を雇うかどうかは

ともかくとして、

 

本当の意味でのお金持ち、

かつ、自由な生活を送りたければ、

「労働」の対価で稼ぐのではなく、

 

自分がいなくても

売上が上がり続ける「事業」、

つまり「仕組み」を構築する

必要があるということです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

自分がいなくても売上が上がり続ける

「仕組み」ですか?

はい

 

そうした「仕組み」を作らずに

受託ビジネスを自分一人で

やり続けるのはおすすめしません

 

なぜなら、

受託ビジネスで稼ぎ続けるためには、

自分自身がずっと労働し続ける必要があるから

です

 

これではもし自分が

事故や病気など、

何らかの理由で働けなくなれば、

その瞬間、収入がゼロになってしまいます

 

ちなみに、

個人事業主は会社員と違って

自分に指示を出してくれる上司がいないので、

自分自身でモチベーションを高めて

仕事をする能力が必須になるのですが、

 

中にはある日突然モチベーションがなくなって、

仕事が手につかなくなることもあります

 

その場合も、当然収益は

ゼロになってしまうことになります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

確かにそうですね・・・

 

ビジネスを仕組み化することで、

収益が自動で入ってくる状態を作らないと、

一人で安定して利益を稼ぎ続けるのは

難しい気がしてきました・・・

そうですね

 

また、仕組み化しないことで起こる一番の問題は、

収入を上げようとすればするほど

労働時間が増えてしまい、

自由に使える時間が減ってしまう

 

ということです

 

私たちがお金を稼ぐ理由は、

その稼いだお金で

自分が本当に理想とする生活を

思う存分謳歌したいからのはずです

 

しかし、いくら稼いでも、

そもそも自由に使える「時間」がなければ、

稼いだお金を使って

人生を楽しむこともできなくなってしまいます

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

確かに、いくら稼げても

自由な時間がないというのは嫌ですね・・・

 

でも、中にはとりあえず本業の合間で作業をして

 

「月に数万円でも稼げればそれで良い」

 

という人もいるかと思いますが、

そういう人にとっては、受託ビジネスも

選択肢の1つになってくるのでしょうか?

そうですね

 

あくまで毎月数万円程度の

「お小遣い稼ぎ」であれば、

受託ビジネスでも可能かと思います

 

ただ、

実はそうした従来の

「数万円程度なら堅く稼げる」

という状況も、

近年では変わってきつつあるのです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

え、一体どういうことでしょうか?

受託ビジネスは仕事さえ受注できれば

堅実に稼げるからこそ、

参入者が年々増えています

 

ただ、それゆえに近年は

「供給過多」買い手市場」

になっているのです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

供給過多の買い手市場ですか?

はい

 

例えば、私が以前、

某クラウドソーシングサイトで

「動画編集者」を募集したところ、

1名の募集に対して30人以上の

応募が来たことがあります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

1名の募集に対して30人ですか!

そうです

 

そうやって採用人数をはるかに超える応募があると、

必然的に動画編集者としての

「実力」が高い人を優先して採用する

ということになります

 

つまり、参入してくる

「ライバル」が増えているからこそ、

実力や実績が豊富な人は

良い条件で単価の高い仕事を取れますが、

実力や実績がない人はなかなか

良い条件で仕事を取ることができません

 

ゆえに、

超低単価で仕事を受けるしか

なくなりつつある、ということです

 

よって、今後はますます

 

稼げる動画編集者と

稼げない動画編集者

 

の「二極化」が進んでいく、

というのが私の意見です

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど・・・

 

以前のように

「月に数万円くらいなら

割と誰でも簡単に稼げる市場」

ではなくなってきているということですね

そうですね

 

「供給過多」になっているからこそ、

動画編集の料金も以前は

1本1万円が当たり前でしたが、

今は1本3000円くらいが相場になっています

 

動画を1本編集するのに

5~6時間くらいはかかるので、

時給換算するとたった

500~600円しか稼げない計算になります

 

もちろん、高単価で仕事を取ってこられる人は

時給単価で1万円を超える場合もありますが、

低単価でしか仕事が取ってこられなければ、

バイト以下の時給で長時間労働せざるを得ない、

ということです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど・・・

 

確かに「在宅で稼げる」という部分を除けば、

単価があまりに低いと

普通にアルバイトしたほうが稼げるので、

メリットは少ないように思えますね

そうですね

 

相場が安くなっている以上

「競合優位性」がない人は

ますます低単価で買い叩かれるようになっていきます

 

今後、このような状況は、

さらに加速していくはずです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

以前は参入者が少なかったら

素人に毛が生えたくらいの実力でも

割と高単価で仕事を取れたのが、

今後は難しくなってくる、ということですね

そうですね

 

ただ、実力ももちろん重要なのですが、

「実力があれば無条件で稼げる」

かというと、そんなこともありません

 

今後、動画編集をはじめとする

受託ビジネスで稼でいくためには

実力を磨く以外にも、

 

「絶対に身につけておかなければならないスキル」

 

があるのですが、何かわかりますか?

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

「受託ビジネスで稼でいくために、

絶対に身につけておかなければならないスキル」

 

ですか?

 

すみません、わかりません・・・

受託ビジネスで稼でいくために、

絶対に身につけておかなければならないスキル

 

それは「マーケティング」のスキルです

 

今後は、高い専門スキルを

持ってるのは当たり前で、それプラスαで、

「マーケティング」ができる人間が

一人勝ちする時代になります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

「マーケティング」ができる人間が

一人勝ちする時代、ですか・・・

 

すみません、

マーケティングについて

イマイチ理解できていないのですが、

そもそもマーケティングとは何なのでしょうか?

マーケティングとは、ようするに、

 

「自分でお客さんを集めて仕事を受注すること」

 

です

 

シンプルに

「集客」と言い換えても良いでしょう

 

特に今の時代はSNS等のメディアを使って

誰もが「情報発信」できる時代です

 

情報発信することによって

自然と集客に繋がりますし、

高単価での契約にも繋がるので、

情報発信はとても有効な

「マーケティング」になります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど

マーケティングが一体何なのかは理解できました

 

ただ、SNS等で情報発信することが

集客に繋がるというのはどういうことでしょうか?

そうですね

 

例えば、

2人のWEBデザイナーがいたとします

 

これまでに手掛けたデザインの「サンプル」や、

 

「こういう部分に気をつけて

デザインするとユーザーの反応が良くなる」

などのWEBデザインに関する「専門知識」、

 

また、デザイナーとしての「過去の実績」等を

発信しているAさんと、

 

それらの情報を全く発信しておらず、

WEBデザイナーだということしか

わからないBさん

 

ゆっくんさんなら

AさんとBさんのどちらに

デザインを発注したいと思いますか?

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

・・・Aさんですかね

それはなぜですか?

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

Aさんがこれまで手掛けたサンプルを見れば

Aさんに発注すればどんなデザインが出来上がるのか、

イメージできると思いますし、

 

Aさんのデザイナーとしての実績を見れば、

Aさんに発注することで、

どんな成果が見込めるかも、

ある程度予想できるからです

 

それに対してBさんは一切情報を発信していないので、

Bさんに発注した場合にどんなデザインになるのか、

全くイメージできないので、

リスクがあって発注しづらいかなと思います

そうですよね

 

本当はBさんもAさんと同等か、

それ以上のデザインスキルを持っていたとしても、

情報発信していなければ、

誰にもそのことを知ってもらえません

 

だから、

情報発信して「自分の実力」や、

「自分に発注するとどんなメリットがあるか」

などをアピールしていく必要があるのです

 

ネット上で情報発信すればするほど、

多くの人に認知されると同時に、

「信頼」を獲得することができます

 

結果、情報発信していない人間に比べて、

圧倒的に多くの案件を、しかも、

高単価で受注できるというわけです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

確かにそうですね!

 

マーケティング、

中でもインターネット上での

情報発信を通じて集客する力が、

いかに重要か理解することができました!

 

ありがとうございます!

はい

 

ちなみに、

マーケティングができるメリットは、

単に集客で有利なだけではありません

 

マーケティングができるようになると、

発注者(企業)に提供できる

「付加価値」が何倍にも高まるという点も、

見逃せないところです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

発注者(企業)に提供できる

付加価値が何倍にも高まる、ですか?

はい

 

例えば、

「マーケティング力の高い動画編集者」

というのは、

ただ指示通りに動画を編集するだけでなく、

 

・再生数が伸びやすい動画のコンセプトや台本を制作できる

・CTR(クリック率)を高めるサムネイルを作れる

・視聴維持率を伸ばすための構成や編集ができる

・商品の売上に直結するセールス動画も取れる

 

など、チャンネル登録者を増やしたり、

売上を上げるための様々な施策を提案できるのです

 

ライターにしろデザイナーにしろ、

エンジニアにしろ、

ただ言われたとおりに作業するだけなら、

バイトや会社員と変わりません

 

それに対して、

言われたことをただこなすだけでなく、

企業の利益に直結する提案ができる、すなわち、

「コンサルティング」ができる人材には

大きな価値があります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど・・・

 

マーケティングができれば

自分が集客できるだけでなく、

「企業の利益に直結する提案」

ができるという意味で、提供できる

付加価値が高まるということですね

もちろん、

高い付加価値を提供できれば

単なるライターやデザイナーと比較して

何倍もの高い単価で契約を

獲得することが可能になります

 

そういう意味でも、今後は

 

「マーケティング」ができる人間が

一人勝ちする時代

 

と言えるのです

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど!

 

つまり、マーケティングができる人は

専門スキル+マーケティングという

高い付加価値を提供できるから

高単価でクライアントをバンバン獲得できる

 

一方、マーケティングがよくわかってない人は

提供できる付加価値が低く、

いつでも替えがきくからこそ、

今後はますます安く買い叩かれる可能性が高い・・・

 

ということですね

はい

 

今後、受託ビジネスに参入するのであれば、

マーケティング力をセットで

身につけておかなければ厳しいでしょう

 

マーケティング力は

受託ビジネスだけでなく

すべてのビジネスの土台です

 

特にネットビジネスをする場合は

WEBマーケティングの知識は必須

 

逆に、マーケティングを学んでさえいれば、

受託ビジネスに限らず

どんなビジネスでも稼げるようになります

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど!

わかりました!

ただし、注意してほしいのは、

 

・動画編集

・WEBライター

・WEBデザイナー

・WEB制作(サイト制作)

 

これらのスキルを頑張って習得しても

マーケティング力は身につかないということです

 

なので、マーケティングについて

別途学ぶ必要があるのですが、

専門スキルを磨きつつ、

同時にマーケティングを学ぶというのは、

かなりたいへんです

 

特に会社員をしながら、

その合間の限られた時間で

ビジネスをやる場合であればなおさらでしょう

師匠
師匠
ゆっくん
ゆっくん

なるほど・・・

 

では、一体どうすればいいのでしょうか?

答えは簡単で、

受託ビジネスのように

特定の専門スキルしか身につかないものではなく、

 

マーケティング力が身につく上に、

逆にマーケティング以外の専門スキルが

なくても稼げるビジネスモデル

 

に参入することです

 

次回の講義では

マーケティングを実践を通じて学ぶことができ、

かつ、比較的すぐに収益化が可能な

 

「初心者に最もおすすめなビジネス」

 

を紹介しようと思います

師匠
師匠

 

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